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#34 吃音~どもってしまいます~

 わーぐです、こんばんわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー

 今回は「吃音」についてです。発達障害、特にASDの子はこの吃音が特に多いと言われます。

 

吃音とは

 吃音(きつおん)とは、言葉が出なかったり、つっかかったり等でなめらかに発言できない状態を意味します。

 例えば、頻繁に言葉に詰まったり、最初の言葉を何度も発したりしますよね。これがよくある吃音です。

 後述しますが当事者は、喋るのが苦手という自覚があり、更に嘲笑や悪意にさらされやすく、コミュニケーションそのものを拒絶してしまう…という弊害も抱えています。

 

原因

 まず、吃音には「発達性吃音」「獲得性吃音」の2つに分かれています。

 この2つは原因が大きく分かれます。

発達性吃音

 おおもとの原因はよくわかっていないですが、ASDを持った子は高い確率でこの症状を併発すると言われます。現在考えられている原因として「体質的遺伝」が関わるとされています。

獲得性吃音

 こちらは、後天性によって発症する吃音です。中でも怪我や薬物、認知症によって発症する吃音を「神経原性吃音」、PTSD等によるトラウマによる吃音を「心因性吃音」と言います。

 

症状

 吃音の症状には以下のようなものがあります。

 また、複数のタイプを持ち合わせたりもよくあります。

連発

 「ぼぼぼ僕は…」みたいな感じで最初の言葉を何度も発してしまうタイプです。ボボボーボ・ボーボボ

 一度言えると、無事に喋ることができることもよくあるため、わざとなんじゃないの?と理解を得られないことも多いです。

引き伸ばし

 「ぼーーーくは」など、言葉の一部を伸ばしてしまうタイプです。

ブロック(難発)

 「っ…僕は」のような感じでどうしても詰まってしまうタイプです。一呼吸おいてしまうと、また言葉に詰まってしまうこともよくあります。

助走

 「えー、あのー」と言った感じです。どもらないようになんとか対策を打った苦肉の策であることが多いです。

置き換え

 「僕は」だとどうしても言えないため、「私は」や「俺は」みたいに言えない言葉を置き換えてしまおうというタイプです。例えば「アップルパイ」が言えない場合、「焼いたりんごのお菓子」みたいなはたから見れば独特の言葉遣いになってしまいがちです。

回避

 喋ると笑われて辛いから黙っておこう。なタイプです。悪意や嘲笑にさらされた結果、トラウマとなり喋ることができなくなったケースが多いです。

 

関わり方

 あくまでも普通の人と話すようにし、もし何を言っているか分からなかったときは聞き取れなかったことに詫びを入れつつ、「もう一度話してほしい」と頼みます。これができる人は問題なくコミュニケーション強者だと思いますが…

 

 また、喋るときに、どもらないように早口で喋ったり、緊張してしまいそれでもどもったりすることもあります。そのときに「もっとはっきり喋れ」や「ゆっくり話せ」は絶対NGです。禁句です。「何言ってるかわからん。モゴモゴ喋るな」も当然NG。

 僕も言われ続けて辛い思いをしてきました。言われた立場として喋ることそのものが苦痛になります。

 吃音の人はゆっくり喋ることができず、このように必死になって喋ったのに、非情な一言で全てを否定されてはたまったものではありません。

 僕も含め、当事者は真剣に伝えようとしています。それを否定されたり笑われたら悲しいを通り越して屈辱です。

 僕は、喋ることができず、周りから笑われ、最終的には「わーぐの真似をしまーすwww」とネタにされました。勿論言った本人は忘れているでしょう。でも、やられた側は傷として一生覚えています。癒えることはありません。

 

吃音を持つ有名人

 そんな中でも、吃音を持ちながらも活躍する有名人もいます。

タイガー・ウッズ(プロゴルファー)

 知らない人のほうが珍しいであろう、ゴルフのスーパーレジェンドです。メディアでも自分は吃音であると打ち明け、吃音に悩む子供に対し手紙を送ったりもしています。

 小倉智昭(アナウンサー)

 なんと、吃音に最も不向きであろうアナウンサーになった人です。あえてコンプレックスに打ち勝つためにアナウンサーになったのだとか。

 こおろぎさとみ(声優)

 「クレヨンしんちゃん」の主人公しんのすけの妹、ひまわり役で有名な声優です。おそらくアナウンサーと双璧をなす吃音にとって不利、不向きな仕事であろう声優になった人です。曰く、自分の名前を発言することができなかったのだとか。

 重松清(作家)

 伝説的な作家さんです。自伝小説である「きよしこ」はドラマにもなりました。

 鄧艾(三国志の武将)

 三国志の武将です。三国志と言えば呂布諸葛亮が活躍した中国の有名な戦国時代ですね。彼は吃音だけでなく、一介の農民出身であり、出世なんて夢のまた夢でしたが、努力と才覚で最終的には国を一つ滅亡させることに成功する名将となります。

あ、彼が活躍した年代は既に呂布諸葛亮は死んでるとか言うツッコミはなしね。僕も横山三国志コーエー三国志程度でいいなら三国志は知ってるんで…

 

まとめ

・吃音は「発達性吃音」「獲得性吃音」の2つに分かれている

・症状は主に「連発」「引き伸ばし」「ブロック」がある

・吃音持ちと関わる場合は細心の注意を。からかうのは絶対NG

 

 

こちらは、僕が感銘を受けた本です。発達障害の当事者が生きやすく、そして当事者に読みやすいように書かれています。

 

このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。

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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。

 

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